2022年度「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に係る追加公募について
- 2022年05月18日
- 補助金・助成金
- 最終更新日:2022年06月08日
本プログラムは、「省エネルギー技術戦略」(資源エネルギー庁、NEDO)において重点的に取り組むべき分野として特定した「重要技術」を中心に、2040年に高い省エネルギー効果が見込まれる技術開発を支援し、我が国における脱炭素社会を実現しつつ、産業競争力の強化を目指すプログラムです。イノベーションの重要な担い手である中小・ベンチャー企業等を支援する観点から助成率や審査(加点)において優遇しておりますので、是非ご応募をご検討ください。
助成対象事業者の基本的要件
助成事業者は、要件(課題設定型産業技術開発費助成金交付規程第5条)を満たす、単独ないし複数で助成を希望する、企業、大学等の法人(原則、本邦の企業等で日本国内に開発拠点を有していること)であること。
助成対象事業の概要
項目 | 要件 | ||
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事業の主要要件 |
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技術開発費上限 助成率 事業期間 |
FS(Feasibility Study) 調査 |
※技術開発費上限:1千万円/件・年、 助成率:3/4、事業期間:1年以内 |
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インキュベーション 研究開発 |
※技術開発費上限:2千万円 /件・年、 助成率:2/3、事業期間:2年以内 |
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実用化開発 | 中小企業 |
※技術開発費上限:3億円/件・年 助成率:2/3、事業期間:5年以内 |
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大企業 |
※技術開発費上限:3億円/件・年 助成率:1/2、事業期間:5年以内 |
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実証開発 | 中小企業 |
※技術開発費上限:5億円/件・年 助成率:1/2、事業期間:3年以内 |
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大企業 |
※技術開発費上限:5億円/件・年 助成率:1/3、事業期間:3年以内 |
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重点課題推進スキーム |
※技術開発費上限:10億円/件・年 助成率:2/3(フェーズI)、1/2(フェーズII) 事業期間:10年以内(フェーズⅠ、Ⅱは各5年以内) |
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助成対象経費 | 機械装置費、労務費(研究員費、補助員費)、消耗品費、旅費、外注費、土木・建築工事費、保守・改造修理費、その他事業を実施するために必要な諸経費 |
※技術開発費上限は、(NEDO助成費+実施者負担分)
概要資料
より詳細な概要については、以下NEDOのHPに掲載されている「事業・プロジェクト概要」をご参照ください。
「事業・プロジェクト概要」
また直近6回の公募で全137件のテーマを採択しております。採択テーマは以下をご参照ください。
(前プログラム「戦略的省エネルギー技術革新プログラム」採択分も含む)
2021年度採択テーマ一覧はこちら
2018年度採択テーマ一覧はこちら
2017年度採択テーマ一覧はこちら
2016年度採択テーマ一覧はこちら
採択事例
- 1)省エネ型情報機器・システム
- データセンター内の高速通信を実現する32Gbps光送受信器の開発。本事業で、3つの課題(受光感度の向上、半導体レーザ(LD)光結合損失の低減、LDの省エネ利用開発)を解決することで、通信の高速化と省エネの実現。
- 2)ZEB/ZEH・LCCM住宅
- ヒューマンファクター(活動量、着衣量、人流・属性など)を収集・抽出するIoTと建物設備専用AI技術を用いた次世代の建物設備システムの開発。システム全体の最適化を図ることで、空調・照明の省エネと快適性の両立の実現。
- 3)パワーエレクトロニクス技術
- トレンチ型酸化ガリウムショットキーバリアダイオードのプロセス技術、高品質4インチ酸化ガリウムエピウエハと高信頼性実装技術の開発。インバータ等に適用することで、電気機器の省エネの実現。
利用・申請方法
詳細については、追加公募について(予告)をご確認ください。
お問い合わせ先
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
省エネルギー部
「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」公募事務局
E-MAIL: shouene@nedo.go.jp